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検査法の基礎理論
真菌検査法—特に深在性真菌症起因菌の培養法を中心に
著者: 内田勝久1 山口英世1
所属機関: 1帝京大学医真菌研究センター
ページ範囲:P.1574 - P.1579
文献購入ページに移動近年,医療の高度化に基づくcompromised host(易感染性宿主)による日和見型感染症,中でも深在性真菌症の増加が注目されている.臨床検査室においても,真菌類の分離・同定を行う機会が多くなってきた.
病原真菌,特に深在性真菌症の原因となるCandidaalbicans,Cryptococcus neoformans,Aspergillus fumigatusなどの真菌の培養検査を行うに際し,必要な基礎知識と検出真菌の臨床的意義,実際の分離培養に用いられる選択・鑑別培地の原理と特徴などについて記述した.
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