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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻2号

1989年02月発行

文献概要

検査法の基礎理論

睡眠と覚醒のしくみ

著者: 奥平進之1

所属機関: 1東邦大学医学部第一生理学教室

ページ範囲:P.141 - P.145

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サマリー
 睡眠を他覚的にとらえる方法としてポリソムノグラフィー(PSG)があるが,PSGで観察された2種類の睡眠(ノンレム睡眠とレム睡眠)が,約100分のオートラディアン・リズムで繰り返され,これにサーカディアン・リズムで動かされる体液性要因による睡眠・覚醒リズムが重畳してヒトの睡眠覚醒が起こっている.そのメカニズムについて,最近のレム睡眠発現機構を中心に概説した.さらに,PSG上の変化をもたらす脳活動のしくみを説明した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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