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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻2号

1989年02月発行

技術講座 病理

レクチン染色

著者: 阿部倫子1

所属機関: 1群馬大学医学部第二病理学教室

ページ範囲:P.157 - P.160

文献概要

サマリー
 赤血球凝集素として見いだされたレクチンは,一定の糖構造を特異的に認識し,結合する.その特性に注目し,細胞表面の複合糖鎖の検索や細胞機能の解析に用いられ,多くの報告がなされている.最近では,標識レクチン,抗レクチン抗体など市販品も多種にわたり,染色法もいろいろ考案されている.ここでは,通常の方法で作製したパラフィン切片によるレクチン染色法を二つ挙げる.また,レクチンと糖鎖の結合を観察するうえで留意すること,組織病理学への応用について述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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