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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻2号

1989年02月発行

文献概要

けんさアラカルト

より正確な測定値を得るためのHPLC法

著者: 大澤進1

所属機関: 1千葉大病院検査部

ページ範囲:P.170 - P.170

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 《正確度(正確さ)》の意味は,『化学大事典』によれば「測定値の分布(母平均)から測定対象の正しい値(真値)を差し強いた値をカタヨリといい,カタヨリの小さい程度を正確度(正確サ)という」とある.つまり,多重測定した結果の平均が真値に,より近い値を示すことである.これを定量法として考えると,正確さとともに精度がよいことも必要であろう.では,これらの条件を満たす定量法としては,どのような点を備える必要があるのだろう.
 ①目的成分に特異的な検出法であること
 ②妨害を受けにくいこと(目的成分の分離)
 ③感度が高いこと
 ④精度がよいこと
 などが考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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