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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻2号

1989年02月発行

文献概要

けんさ質問箱

ヘパリン入り血液でのNa,K,Clの測定

著者: 米田孝司1 片山善章1 S生

所属機関: 1国立循環器病ンター臨床検査部

ページ範囲:P.206 - P.207

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問 緊急検査の血液ガス分析を行うヘパリン入り血液を遠心分離した上清で,Na,Kをついでに測定してほしいという医師の依頼に,私は軽はずみに「はい」と答え,データを返しました.後で,血清でまたこれらの電解質の測定を依頼され偶然にも近い値だったのでよかったものの,問題はなかったのでしょうか.(京都府・S生)
答 ご質問のように血液ガス検体の残りで電解質を依頼してくるケースは比較的多く,特に小児患者に多いと思われる.この場合の問題点として次のことが考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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