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採血のコツ—(2)採血器具,採血部位の選択
著者: 末久悦次1
所属機関: 1大阪大学医学部附属病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.225 - P.225
文献購入ページに移動 注射器は,現在ディスポーザブルがその使用の利点上,広く使用されており,採血に際しては,採血量に応じた容量のものを使用する.採血針は,普通21G×11/2以下のものを使用するのが望ましく,細い注射針での採血は採血時間が長くかかったりして血液を凝固させることになる.
また,針先が鋭くカットされていないものを使用すると穿刺の際,ことにおとしよりに見受けられるような血管が蛇行している場合には,なかなか血管内に針が入らないことがあり,針先の鋭くとがったもののほうが採血は容易であり,患者の痛みも少ない.
また,針先が鋭くカットされていないものを使用すると穿刺の際,ことにおとしよりに見受けられるような血管が蛇行している場合には,なかなか血管内に針が入らないことがあり,針先の鋭くとがったもののほうが採血は容易であり,患者の痛みも少ない.
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