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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻3号

1989年03月発行

文献概要

ワンポイントアドバイス

採血のコツ—(2)採血器具,採血部位の選択

著者: 末久悦次1

所属機関: 1大阪大学医学部附属病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.225 - P.225

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 注射器は,現在ディスポーザブルがその使用の利点上,広く使用されており,採血に際しては,採血量に応じた容量のものを使用する.採血針は,普通21G×11/2以下のものを使用するのが望ましく,細い注射針での採血は採血時間が長くかかったりして血液を凝固させることになる.
 また,針先が鋭くカットされていないものを使用すると穿刺の際,ことにおとしよりに見受けられるような血管が蛇行している場合には,なかなか血管内に針が入らないことがあり,針先の鋭くとがったもののほうが採血は容易であり,患者の痛みも少ない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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