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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻3号

1989年03月発行

文献概要

検査法の基礎理論

尿試験紙法の原理と解釈

著者: 木庭敏和1

所属機関: 1東海大学医学部付属大磯病院検査室

ページ範囲:P.233 - P.237

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サマリー
 尿試験紙法は単項目から最高10項自を組み合わせた複合試験紙が市販されており,その簡易性と診断的有用性から尿定性検査の主流をなしている.最近では,自己管理を目的に患者自身による検査も頻繁に行われている.検査内容も従来の蛋白,糖,潜血などの基礎的項目から,食塩やアミラーゼ活性を測定できるものまで発売されており,その使用価値は高い.しかし,いうまでもないが試験紙を取り扱うに当たっては,原理を十分に理解し,定められた事項を守って実施しなければ正確な成績は期待できない.
 本稿では,代表的な尿試験紙について,原理,取り扱い上の注意,偽陽性,偽陰性などを解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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