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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻3号

1989年03月発行

文献概要

技術講座 病理

穿刺吸引細胞診

著者: 坂本穆彦1 古田則行2 平田守男2

所属機関: 1東京大学医学部病理学教室 2(財)癌研究会附属病院細胞診断部

ページ範囲:P.243 - P.247

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サマリー
 穿刺吸引細胞診による標本作製上,特に注意を払うべき点は,検体採取後,固定に至るまでの処置にある.通常はパパニコロウ染色を用いるので,固定までの間に検体を乾燥させないことが重要である.採取された検体は,その量や性状によって,直接固定法,穿刺針塗抹法,すり合わせ法,引きガラス法,圧挫法のいずれかの方法によりスライドグラスに塗抹される.各方法の特徴をよく理解して適用を決めることが肝要である.乾燥した検体にはギムザ染色を行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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