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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻3号

1989年03月発行

文献概要

検査ファイル 機器

尿中成分測定用ドライケミストリー

著者: 塚田新一1

所属機関: 1東京都立駒込病院臨床検査部

ページ範囲:P.262 - P.263

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 生体内成分の分析における固相分析法(ドライケミストリー)の開発は目覚ましく,多くの項目,機器が実用化されている.固相分析法を用いる試薬,機器は次の特長があり,緊急検査,ベッドサイド,外来などで利用されている.
 ①試薬が試験紙またはポリエステル支持体上にコーティングされており,試薬の調製が不要である.
 ②洗浄が不要であるため給・排水の設備が不要である.
 ③キャリブレーションは試薬のロット変更時および2〜3か月に一度である.
 ④24時間稼動が可能である.
 ⑤多層フィルム法では,多孔性の拡散層で高分子物質を除去することが可能である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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