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カルパイン
著者: 神奈木玲児1
所属機関: 1京大臨床検査医学
ページ範囲:P.281 - P.282
文献購入ページに移動 カルパイン(calpain,EC 3.4.22.17)は,Ca2+依存性のシステイン・プロテイナーゼの総称である.研究者によってCANP(Ca2+-activated neutral protease)と呼ばれる場合もある.中性付近のpHで働くCa2+依存性の細胞内蛋白質分解酵素である.
初めて記載されたのは古く1964年であるが,近年Ca2+イオンが細胞内の情報伝達のメディエーターとして重要であることが判明するに伴って,Ca2+で引き金が引かれる一連の反応を触媒する酵素のうちの一つとして注目されている.
初めて記載されたのは古く1964年であるが,近年Ca2+イオンが細胞内の情報伝達のメディエーターとして重要であることが判明するに伴って,Ca2+で引き金が引かれる一連の反応を触媒する酵素のうちの一つとして注目されている.
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