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インターロイキン6(IL-6)
著者: 松田正1 平野俊夫1
所属機関: 1阪大細胞工学センター免疫細胞研究部門
ページ範囲:P.282 - P.283
文献購入ページに移動このB細胞の抗体産生細胞への増殖・分化の最終分化段階に作用するT細胞由来のB細胞分化因子(BSF-2)は,その性状ならびに構造が決定されるにつれて,線維芽細胞から産生されるインターフェロンβ2,26kDa蛋白質,また単球由来の肝細胞刺激因子,ハイブリドーマ/プラズマサイトーマ増殖因子と呼ばれていた他の因子と同一分子であることが明らかになった.その結果,BSF-2は種々の細胞から産生される多機能分子としてインターロイキン6(IL-6)と呼ばれるようになった.
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