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検査ファイル 機器
パラフィン切片用自動包埋装置
著者: 後藤智恵1
所属機関: 1虎の門病院病理検査室
ページ範囲:P.400 - P.401
文献購入ページに移動自動包埋装置は,固定後の大量の組織片を自動的に,短時間でパラフィン浸透まで処理できるため,今日,多くの病理検査室や研究室で使用されている.特に,病院病理の日常業務においては,標本作製に要する時間を少しでも短縮することが,臨床へのより速い報告につながるため,自動包埋装置は必須の機械であるといえよう.本稿では,自動包埋装置の原理,特徴,また実際使用するうえでの注意点などを述べることにする.
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