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文献概要
検査法の基礎理論
エンドトキシンとエンテロトキシン
著者: 大沢仲昭1
所属機関: 1大阪医科大学第一内科
ページ範囲:P.441 - P.445
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細菌の毒性の物質的基盤である毒素には,菌体成分である内毒素(エンドトキシン)と細菌から放出される外毒素(エキソトキシン)とがある.最近,これらの遺伝子,分子構造,作用機序などについて,分子レベルでの分析が進み,病気の発症機構の解明が分子レベルで行えるようになってきた.これらを踏まえて,エンドトキシンと外毒素の代表であるエンテロトキシンについて最近の知見を紹介した.
細菌の毒性の物質的基盤である毒素には,菌体成分である内毒素(エンドトキシン)と細菌から放出される外毒素(エキソトキシン)とがある.最近,これらの遺伝子,分子構造,作用機序などについて,分子レベルでの分析が進み,病気の発症機構の解明が分子レベルで行えるようになってきた.これらを踏まえて,エンドトキシンと外毒素の代表であるエンテロトキシンについて最近の知見を紹介した.
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