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誘発電位検査
著者: 古和田正悦1
所属機関: 1秋田大学医学部脳神経外科
ページ範囲:P.494 - P.495
文献購入ページに移動 脳波は生体における自発性電気活動であり,各種の感覚刺激や脳の直接刺激で生ずるのが,誘発電位(evoked potential;EP)である.EPは振幅が小さいために,そのままでは観察できない.歴史的にはG. D. Dawson(1947)が重ね合わせ法で初めてEPを記録したが,コンピューターの発達により平均加算法で記録される.
EPは刺激のモダリティーによって,視覚誘発電位(visual evoked potential;VEP),体性感覚誘発電位(somatosensory evoked potential;SEP),聴覚誘発電位(auditory evoked potentiai;AEP)と呼ばれ,また分析時間から,長・中・短潜時EPに分けられる.
EPは刺激のモダリティーによって,視覚誘発電位(visual evoked potential;VEP),体性感覚誘発電位(somatosensory evoked potential;SEP),聴覚誘発電位(auditory evoked potentiai;AEP)と呼ばれ,また分析時間から,長・中・短潜時EPに分けられる.
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