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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻5号

1989年05月発行

文献概要

検査ファイル 項目

誘発電位検査

著者: 古和田正悦1

所属機関: 1秋田大学医学部脳神経外科

ページ範囲:P.494 - P.495

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 脳波は生体における自発性電気活動であり,各種の感覚刺激や脳の直接刺激で生ずるのが,誘発電位(evoked potential;EP)である.EPは振幅が小さいために,そのままでは観察できない.歴史的にはG. D. Dawson(1947)が重ね合わせ法で初めてEPを記録したが,コンピューターの発達により平均加算法で記録される.
 EPは刺激のモダリティーによって,視覚誘発電位(visual evoked potential;VEP),体性感覚誘発電位(somatosensory evoked potential;SEP),聴覚誘発電位(auditory evoked potentiai;AEP)と呼ばれ,また分析時間から,長・中・短潜時EPに分けられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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