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ハウ・ツー・ルチーン化・5
測定値の評価方法
著者: 石田浩二1
所属機関: 1慶応義塾大学病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.502 - P.507
文献購入ページに移動 自動分析装置から打ち出される日常検査のデータの信頼性を保証して診療側に返却するためには,データの精密さおよび正確さの把握が必要となってくる.しかし,その評価方法についての客観的な方法がないのが現状である.そこで日本臨床化学会分析部会関東支部機器委員会では,測定値の精密さおよび正確さが実測定系を反映して客観的に評価でき,測定法間差や測定装置間差などを明確にし,施設間差の是正の指標を得るために,測定値評価の方法-濃度測定における精密さと正確さ-勧告法試験(Step 1,Draft 1,1987-11-5)1)を提示している.ここでは従来行われている方法と,その勧告法試案の内容を簡単に紹介し,いくつかの実施例をあげる.
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