icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻5号

1989年05月発行

文献概要

けんさ質問箱

ABRの臨床検査としての有用性と注意点

著者: 加我君孝1 M子

所属機関: 1帝京大耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.521 - P.523

文献購入ページに移動
問 現在,私の所属する病院でABR(聴性脳幹反応)の臨床応用を検討中です.臨床応用に際しての問題点と,そのほか脳死の判定などにどの程度有用なのかについてお教えください.(大阪府・M子)
答 ABRはauditory brainstem response(聴性脳幹反応)の略である.1970年に見いだされた反応で,すでに約20年の歴史があり,臨床検査としての有用性と問題点はほぼ明らかにされ,今や,聴力検査と脳幹機能検査という二つの領域ではなくてはならないほどの地位を確立するに至っている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?