文献詳細
文献概要
感染症の検査法 Ⅰ 最近話題の感染症病原微生物
[4]ウイルス
著者: 川名林治1
所属機関: 1岩手医科大学医学部細菌学教室
ページ範囲:P.563 - P.567
文献購入ページに移動はじめに
臨床ウイルス学の進歩に伴い,ウイルス感染症とその病原ウイルスに関する知見が急速に進歩しつつある.
臨床的に,呼吸器ウイルス感染症,発疹性ウイルス感染症,中枢神経系ウイルス感染症,消化器系ウイルス感染症などという分類法と,ウイルス学的にその形態,性状,血清学的に分類するものがあり,核酸の性状からDNA型およびRNA型ウイルスと大別する方法とがある.前者は,臨床診断や検体採取や実験室診断に有用であり,後者はウイルス学の基礎研究や,ウイルスの同定にたいせつである.
臨床ウイルス学の進歩に伴い,ウイルス感染症とその病原ウイルスに関する知見が急速に進歩しつつある.
臨床的に,呼吸器ウイルス感染症,発疹性ウイルス感染症,中枢神経系ウイルス感染症,消化器系ウイルス感染症などという分類法と,ウイルス学的にその形態,性状,血清学的に分類するものがあり,核酸の性状からDNA型およびRNA型ウイルスと大別する方法とがある.前者は,臨床診断や検体採取や実験室診断に有用であり,後者はウイルス学の基礎研究や,ウイルスの同定にたいせつである.
掲載誌情報