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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻6号

1989年05月発行

文献概要

感染症の検査法 Ⅱ 感染症各論

[4]肝・胆道感染症

著者: 品川長夫1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部第1外科学教室

ページ範囲:P.624 - P.627

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はじめに
 CTや超音波断層検査法などの画像診断法の登場により,肝・胆道感染症の診断は飛躍的に向上した.さらに,超音波誘導下穿刺によるドレナージという新しい治療法や優れた抗生物質の登場により,その治療成績も著しく向上してきた.細菌性ショックがその病態である急性閉塞性化膿性胆管炎でさえも,早期にドレナージ処置が施行され,有効な抗生物質が投与されるため,その予後も著明に向上してきた.
 ここでは,肝・胆道感染症の診断と治療について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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