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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻6号

1989年05月発行

文献概要

感染症の検査法 Ⅲ 検査法各論 [2]染色法

11)トルイジンブルーO染色

著者: 阿部美知子1 久米光2

所属機関: 1北里大学病院臨床検査部 2北里大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.701 - P.702

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 Chalvardjian法ともいう.Pneumocystis cariniiの検出に用いる.生検肺,気管支洗浄液,喀痰,病理組織標本などを検体とする.染色の原理は,P. cariniiのシスト壁中の水酸基(-OH)を硫酸でエステル化して硫酸エステル(-OSO3)を形成させ,これをトルイジンブルーOで染め出す,というものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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