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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻6号

1989年05月発行

文献概要

感染症の検査法 Ⅲ 検査法各論 [4]感染症の免疫学的検査法 1)蛍光抗体法

5)酵素免疫法

著者: 畠野靖子1

所属機関: 1スペシアル レファレンス ラボラトリーウイルス部

ページ範囲:P.723 - P.727

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 1971年EngvallとPerlmannは酵素(アルカリホスファターゼ)標識抗体を用いて抗原を定量的に測定する方法を報告し,次いで抗体を測定する方法としてenzyme-linked immunosorbent assay(ELISA)を紹介した1).ELISA法は,放射性同位元素を用いたradioimmunoassay(RIA)に対し,特殊施設や特殊機器を必要とせず,検査時の危険な汚染を心配する必要もない.また感度的にもRIAに匹敵している点において,優れた方法といえる.
 ここではELISAによる免疫グロブリンクラス別の抗体測定法の原理と操作法について例を挙げて述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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