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感染症の検査法 Ⅲ 検査法各論 [5]培養法 B 対象別培養法
1)抗酸菌
著者: 東堤稔1
所属機関: 1(財)阪大微生物病研究会臨床検査部
ページ範囲:P.758 - P.762
文献購入ページに移動抗酸菌検査のうち結核菌検査については『結核菌検査指針』(厚生省監修,1979)による検査法が広く実施されてきたが,近年,微量排菌者の増加,小川培地での遅発育菌,劣性発育菌,非結核抗酸菌(Mycobacteriaother than tubercle;MOTT)など多様化し,現在の検査法で対応できないため,指針の改訂版ともいうべきものが工藤らによって出版された.『微生物検査必携—細菌・真菌検査 第3版』(厚生省監修,1987)では検体の前処理法や使用培地に改良が加えられ,現状に合った精度の高い検査法が紹介されている.
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