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病気のはなし
高脂血症
著者: 村勢敏郎1
所属機関: 1虎の門病院内分泌代謝科
ページ範囲:P.938 - P.944
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高脂血症はもっとも頻度が高い成人病であり,動脈硬化の最大のリスクファクター(危険因子)である.高脂血症は,①原発性(一次性)高脂血症と②続発性(二次性)高脂血症の二つに大別することができる.原発性高脂血症は血中に増加するリポ蛋白の種類の違いによって五つの病型に分類されており,続発性高脂血症は糖尿病をはじめとする諸疾患に合併して起こる.本稿では,これら個々の疾患の特徴について述べ,診断に必要な検査について解説した.
高脂血症はもっとも頻度が高い成人病であり,動脈硬化の最大のリスクファクター(危険因子)である.高脂血症は,①原発性(一次性)高脂血症と②続発性(二次性)高脂血症の二つに大別することができる.原発性高脂血症は血中に増加するリポ蛋白の種類の違いによって五つの病型に分類されており,続発性高脂血症は糖尿病をはじめとする諸疾患に合併して起こる.本稿では,これら個々の疾患の特徴について述べ,診断に必要な検査について解説した.
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