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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻7号

1989年06月発行

文献概要

病気のはなし

高脂血症

著者: 村勢敏郎1

所属機関: 1虎の門病院内分泌代謝科

ページ範囲:P.938 - P.944

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サマリー
 高脂血症はもっとも頻度が高い成人病であり,動脈硬化の最大のリスクファクター(危険因子)である.高脂血症は,①原発性(一次性)高脂血症と②続発性(二次性)高脂血症の二つに大別することができる.原発性高脂血症は血中に増加するリポ蛋白の種類の違いによって五つの病型に分類されており,続発性高脂血症は糖尿病をはじめとする諸疾患に合併して起こる.本稿では,これら個々の疾患の特徴について述べ,診断に必要な検査について解説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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