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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻7号

1989年06月発行

検査法の基礎理論

糞便培養

著者: 松原義雄1 相楽裕子2

所属機関: 1東京都小平保健所 2東京都立豊島病院感染症科

ページ範囲:P.945 - P.949

文献概要

サマリー
 糞便中には法定伝染病起因菌から日和見感染的病原体まで幅広い病原体が検出される.Shigella,Vibrio cholerae O1,チフス性および非チフス性Salmonella,Campylobacter jeiuni/coli,V. parahaemolyticus,病原大腸菌は臨床的,疫学的に重要である.複数菌感染や薬剤関連腸炎の存在にも留意する.
 腸管系病原菌,中でもShigellaおよびSalmonellaは試験管内抗菌力が臨床的効果に直結するとは限らないので,感受性試験実施薬剤の選択に考慮すべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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