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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻7号

1989年06月発行

文献概要

検査法の基礎理論

病理組織固定法

著者: 諏訪幸次1 松田繁子2 増村祥子2 金子伸行1 原田伸一2 町並陸生2

所属機関: 1東京大学医学部附属病院病理部 2東京大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.950 - P.955

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サマリー
 病理組織標本作製において,剖検組織や生検組織は検索目的に応じて速やかに固定もしくは凍結などの処理を行う必要がある.凍結処理は特殊な目的の場合で,ここでは一般的な組織の固定法に関して記した.固定処理は顕微鏡標本作製の第一歩であり,きわめて重要な操作である.この段階での誤操作は,検索目標物質の染色がうまくいかないばかりか,それらからの情報に誤りが出るなど取り返しのつかない事態となってしまう,本稿では,日常よく行っている固定法の実際的な使用法および注意事項,さらには簡単な理論的側面に関して記した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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