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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻7号

1989年06月発行

文献概要

技術講座 病理

パラフィン切片を用いるフローサイトメトリー

著者: 石田剛1 町並陸生1

所属機関: 1東京大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.957 - P.960

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サマリー
 フローサイトメトリー(FCM)による核DNA含量の測定は,腫瘍などの細胞動態を知るうえで簡便かつ迅速な方法の一つである.近年,新鮮材料のみならず,ホルマリン固定パラフィン包埋材料を用いても,核DNA量を測定できるようになった.パラフィン包埋材料を用いる利点は,数多くの検体をレトロスペクティブに検索できることである.ここでは,FCMの基本的事項とともに,パラフィン切片を用いた核DNA量測定方法を簡単に述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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