icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻7号

1989年06月発行

ザ・トレーニング

甲状腺機能異常の見分けかた

著者: 内村英正12

所属機関: 1東京大学医学部臨床検査医学講座 2東京大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.1008 - P.1012

文献概要

 問題1 血中甲状線ホルモン濃度(総T3,T4) が異常に高い場合に,その人はバセドウ病といっ てよいでしょうか.
解答と解説
 一般にはこのような場合はバセドウ病であることが多いが,血中甲状腺ホルモン濃度が高値となる状態は表1のごとく,必ずしもバセドウ病とは限らない.血中甲状腺ホルモン濃度(この場合は総サイロキシン[T4]あるいは総トリヨードサイロニン[T3]を意味する)が高値となる状況を考えるときに,三つに分類すると理解しやすい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら