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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻8号

1989年07月発行

文献概要

検査ファイル 項目

アデノシンデアミナーゼアイソザイム

著者: 棚橋洋子1 牧瀬淳子1

所属機関: 1横須賀共済病院中央検査科

ページ範囲:P.1082 - P.1083

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 アデノシンデアミナーゼ(EC3.5.4.4;ADA)はプリン代謝経路に関与する酵素で,その分子サイズの違いからsmall(3万dalton),large(28万dalton),intermediate(10万dalton)の三つに分けられ,抗原性および他の生化学的特性によりsmall,largeはADA1,に,intermediateはADA2の二つのアイソザイムに分けられる.largeは2分子のsmallと分子量約20万daltonのADA活性をもたない糖蛋白(combiningprotein;CP)から成り,CPの存在によってsmallからlargeへの変換は容易に行われるとされている.表1に各formの性質を示した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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