文献詳細
文献概要
技術講座 血液
t-PAとPAIの測定法
著者: 秋山淑子1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.1184 - P.1188
文献購入ページに移動サマリー
プラスミン(PL)がその活性を発現するためには,活性化酵素,プラスミノゲン・アクチベーター(PA)を必要とする.PAはその由来から,組織型PA(t-PA)とウロキナーゼ型PA(u-PA)とに分けられる.また線溶の行きすぎを調節する拮抗物質として,α2プラスミンインヒビターとともにプラスミノゲン・アクチベーター・インヒビター(PAI)が重要な役割を担っている.PAはPAIによって調節されるので,測定は両者について行うのが望ましい.
プラスミン(PL)がその活性を発現するためには,活性化酵素,プラスミノゲン・アクチベーター(PA)を必要とする.PAはその由来から,組織型PA(t-PA)とウロキナーゼ型PA(u-PA)とに分けられる.また線溶の行きすぎを調節する拮抗物質として,α2プラスミンインヒビターとともにプラスミノゲン・アクチベーター・インヒビター(PAI)が重要な役割を担っている.PAはPAIによって調節されるので,測定は両者について行うのが望ましい.
掲載誌情報