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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻10号

1990年09月発行

文献概要

検査法の基礎

C型肝炎(輸血後の非A非B型肝炎)

著者: 志方俊夫1

所属機関: 1日本大学医学部病理

ページ範囲:P.1263 - P.1267

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サマリー
 輸血後の非A非B型肝炎の起因ウイルスが見つかり,C型肝炎ウイルスと命名された.これは遺伝子から見つかったウイルスの第1号である.その後ウイルス粒子も見つかっている.リコンビナントのウイルス蛋白を使ってのC型肝炎抗体のアッセイ系ができ,急性および慢性肝疾患でのC型肝炎ウイルスの関与の実態がほぼ明らかになった.この抗体アッセイ系を使っての供血者のスクリーニングが進み,輸血後肝炎が著明に減少している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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