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検査ファイル
〈項目〉鼻汁細胞検査
著者: 藤江征次1
所属機関: 1愛知県厚生連渥美病院中央検査科
ページ範囲:P.1318 - P.1319
文献購入ページに移動鼻粘膜からの分泌液の量は1日約1lといわれ,このうち700mlは吸気に湿度を与えるものとして消費され,残りがmucous blanketとして繊毛運動によって咽頭に運ばれ嚥下される.元来,正常な鼻粘膜には少量の粘液が薄い層(mucous blanket)となって表面を覆っている.病的状態になると粘液の量が過多になったり,減少したり,性状の変化を認める.
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