icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻10号

1990年09月発行

文献概要

検査データを考える

血尿

著者: 高杉昌幸1 榎本誠2

所属機関: 1産業医科大学第2内科 2産業医科大学病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.1329 - P.1331

文献購入ページに移動
症例1 68歳,男(元コンピュータ技師)
 現病歴:27年前,右腰痛・側腹部痛発作あり,腎結石と診断された.その後10年くらい,時々腰痛発作あり(3年に1回くらい),そのつど病院で点滴を受け,2時間で痛みは治っていた.
 これまで肉眼的血尿はなかったが,今回の来院7日前に,凝血を混入した肉眼的血尿(自分でびっくりするくらいの血尿)があった.近医で腎盂造影の結果,結石と診断されたが,5日前にも肉眼的血尿と凝血の排出があり,痛みがひどくなり,受診した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら