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検査ファイル
〈項目〉KM01
著者: 大柳治正1
所属機関: 1神戸大学医学部第1外科
ページ範囲:P.1403 - P.1405
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KM01はヒト結腸癌株化細胞COLO201を免疫原として,われわれが通常の方法で作製したマウスモノクローナル抗体KM01抗体で認識される癌関連糖鎖抗原であり,抗体のサブクラスはIgG1である.
KM01はシアリダーゼ処理で失活するため,エピトープにシアル酸が関与していると考えられる.CA19-9と免疫学的に交叉性を示し,CA19-9測定系で測定できるが,他のCEAやAFPなどの測定系では反応しない.
KM01はヒト結腸癌株化細胞COLO201を免疫原として,われわれが通常の方法で作製したマウスモノクローナル抗体KM01抗体で認識される癌関連糖鎖抗原であり,抗体のサブクラスはIgG1である.
KM01はシアリダーゼ処理で失活するため,エピトープにシアル酸が関与していると考えられる.CA19-9と免疫学的に交叉性を示し,CA19-9測定系で測定できるが,他のCEAやAFPなどの測定系では反応しない.
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