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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻11号

1990年10月発行

検査ファイル

〈項目〉KM01

著者: 大柳治正1

所属機関: 1神戸大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1403 - P.1405

文献概要

[1]性状
 KM01はヒト結腸癌株化細胞COLO201を免疫原として,われわれが通常の方法で作製したマウスモノクローナル抗体KM01抗体で認識される癌関連糖鎖抗原であり,抗体のサブクラスはIgG1である.
 KM01はシアリダーゼ処理で失活するため,エピトープにシアル酸が関与していると考えられる.CA19-9と免疫学的に交叉性を示し,CA19-9測定系で測定できるが,他のCEAやAFPなどの測定系では反応しない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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