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〈用語〉リポソーム
著者: 斎藤厚1
所属機関: 1琉球大学医学部第一内科
ページ範囲:P.1408 - P.1409
文献購入ページに移動[1]リポソームとは
リン脂質を水懸濁物とすると,脂質の2分子膜から成る小胞体が形成される.これをリポソーム(liposome)と呼ぶが,これは生体膜のモデルとして研究に用いられてきた.リポソームにはその形から多重層のもの(multilamellar vesicle;MLV)と単層すなわち1枚膜のもの(unilamellar vesicle;ULV)とがある(図1)1,2).
リン脂質を水懸濁物とすると,脂質の2分子膜から成る小胞体が形成される.これをリポソーム(liposome)と呼ぶが,これは生体膜のモデルとして研究に用いられてきた.リポソームにはその形から多重層のもの(multilamellar vesicle;MLV)と単層すなわち1枚膜のもの(unilamellar vesicle;ULV)とがある(図1)1,2).
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