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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻12号

1990年11月発行

文献概要

病気のはなし

バセドウ病

著者: 内村英正1

所属機関: 1東京大学医学部臨床検査医学教室

ページ範囲:P.1444 - P.1449

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サマリー
 バセドウ病は素因が遺伝する自己免疫性の疾患で女性に多く,頻度は0.1〜0.2%である.甲状腺腫,特有の眼症状(眼球突出,眼瞼浮腫,眼球運動障害など)に加えて,頻脈,体重減少などの甲状腺機能亢進症による症状を呈する.血中に甲状腺を刺激するTSHレセプター抗体を認め,これは治療により消失する.抗甲状腺剤の治療により30〜50%で寛解をきたすが,病因は不明である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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