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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻12号

1990年11月発行

文献概要

検査ファイル

〈試薬〉尿沈渣染色液

著者: 嶋村佳央1

所属機関: 1西宮市立中央病院臨床検査科

ページ範囲:P.1520 - P.1522

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 尿沈渣の検鏡は原則として新鮮尿を用いて無染色生標本で行うが,これよりさらに多くの情報を得ることのできる染色が広く普及している.尿沈渣染色液を用いることにより,次のような大きなメリットが考えられる.
 1)初心者でも沈渣の鑑別がしやすい.
 2)誤認が少なくなり,正確な分類ができる.
 3)時間短縮ができる多数検体を処理できる.
 4)異型細胞の検出が容易になり,腎・尿路の悪性腫瘍に対する診断の助けとなる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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