icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻13号

1990年12月発行

病気のはなし

脳血管障害

著者: 泉山公明1 小暮久也1

所属機関: 1東北大学医学部附属脳疾患研究施設神経内科

ページ範囲:P.1546 - P.1551

文献概要

サマリー
 脳血管障害に対し多面的検討を試みた.疫学的調査によると,過去10年間に脳血管障害の疾病構造は大変革を遂げたことがうかがえる.病因や危険要因が徐々に明らかにされ,積極的対策がとられてきたことによるものといえよう.一方,診断機器の技術革新によりその信頼性が高まり,基礎,臨床両面からの総合的研究により治療法も著しく進歩した.現時点では中枢神経系の欠落症状に対する根本的治療はないが,血管障害による神経細胞障害を最小限に抑える新しい治療法も臨床応用されるようになってきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら