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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻13号

1990年12月発行

文献概要

けんさアラカルト

臨床検査医の役割

著者: 森三樹雄1

所属機関: 1獨協医科大学越谷病院臨床検査部

ページ範囲:P.1552 - P.1552

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 臨床検査医は,日本臨床病理学会が認定した臨床病理の専門医のことである.医学部を卒業後,日本臨床病理学会認定の研修施設で臨床病理学の各分野を4年間幅広く勉強し,日本臨床病理学会が行う認定試験に合格すると臨床検査医になれる.現在,日本臨床病理学会認定の臨床検査医は254名おり,このうち203名は過渡期的処置による臨床検査医で,残りの51名が認定試験を合格した臨床検査医(平成2年9月現在)である.このほか,現在資格を取るべく勉強している医師や,臨床検査医の資格は取っていないが臨床検査部で活躍している医師も,広義の意味で臨床検査医と呼んでいる.次に,臨床検査医の役割を教育,研究,日常業務に分けて述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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