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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻13号

1990年12月発行

文献概要

検査法の基礎

赤血球解糖系酵素

著者: 藤井寿一1

所属機関: 1東京女子医科大学輸血部

ページ範囲:P.1557 - P.1563

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サマリー
 赤血球解糖系酵素は臨床的には,主として赤血球酵素異常による遺伝性溶血性貧血の診断のために測定される.その他,白血病や骨髄異形成症候群(MDS)などでみられる酵素活性の変動や,また赤血球のaging,染色体異常(gene-dosage)などの研究目的にも測定される.測定原理は基本的には補酵素NAD⇄NADH,NADP⇄NADPHの酸化還元反応に連結させ,NADHないしNADPHによる340nmでの吸光度の増減を分光光度計で測定する方法である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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