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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻2号

1990年02月発行

文献概要

けんさアラカルト

保健衛生学科誕生の背景

著者: 椎名晋一1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部臨床検査医学講座

ページ範囲:P.114 - P.114

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はじめに
 21世紀も近くなり,医療は急速に近代化と高齢化社会に向かっているが,それに対応するためには医療体制の整備が必要である.看護教育については1987年4月に出された看護制度検討会報告が四年制教育の必要性を答申している.また,有識者の新聞における論調(1987年3月10日,朝日新聞,岡本包治立教大学教授)もある.検査技師教育についても(財)日本臨床衛生検査技師会が「専攻科設置に関する報告書」において四年制教育の必要性を答申している.このような実態を踏まえて本学では,従来の臨床検査技師学校と看護学校を廃止し,四年制の保健衛生学科を医学部の中に医学科と併設することを希望し,1989年から設置が認められ,入学者を迎えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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