icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻2号

1990年02月発行

文献概要

検査法の基礎

生体の物理量計測—[1]圧力

著者: 堀川宗之1

所属機関: 1ソニー(株)健康管理室

ページ範囲:P.121 - P.125

文献購入ページに移動
サマリー
 臨床検査の対象となる生体内の圧力には,心血管内圧,胸腔内圧,消化管内圧,膀胱(尿道)内圧,子宮内圧,脳脊髄液圧などがある.これらの内圧は通常は,測定しようとする部位の圧力を空気あるいは液体を満たした導管を用いて体外の圧力トランスデューサーに導き,電気信号に変換して表示・記録される.本稿では,ICU,CCUでよく検査される観血式心血管内圧測定法に例をとり,圧力トランスデューサーの構造と働き,導管系の測定精度に及ぼす影響,カテーテル挿入による問題点などについて解説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?