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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻2号

1990年02月発行

文献概要

技術講座 病理

Northern blotting

著者: 長谷聖美1 青木洋祐1

所属機関: 1国立公衆衛生院栄養生化学部

ページ範囲:P.142 - P.146

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サマリー
 DNAが転写されてmRNAが作られ,これが翻訳されて蛋白質ができる.このmRNAを分析するための手技としてNorthern blottingがあり,本法によりmRNAの質的・量的変化が検出される.本法では,細胞からmRNAを採取して電気泳動を行った後,メンブレンへ移し,プローブを用いて目的のmRNAを検出するが,一般に,mRNAは他のRNAに比べて細胞内含量も少なく,また,これを破壊するRNaseは細胞内外に多量に存在するため,いかにして完全なmRNAを得るかが本法のポイントとなる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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