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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻2号

1990年02月発行

文献概要

マスターしよう検査技術

血清分離法

著者: 佐々木禎一1 木田孝1 種村邦子1 荒井良雄1

所属機関: 1札幌医科大学附属病院検査部

ページ範囲:P.155 - P.159

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 患者から採取した検体を扱う《検体検査》では,血清を検体とすることが最も多い.特に生化学検査では,ほとんどが血清を検体として測定している.したがって,適切な血清分離をしたか否かは,直ちに検査データに影響を与えることになる.
 まず,採血前の患者の生理的状態,採血時間帯および採血手技などを十分に考慮しなければならないことは,当然である.そして,どのような器具を必要とし,どのように採血するかが,第一のポイントであろう.次に,どのような点に留意して遠心分離をし,検査に適した適切な血清検体とするのか,この血清分離手技は検査技師としてぜひともマスターしなければならない.また血清分離は検査室では日常の大切な業務作業であるが,われわれも漫然と実施していないか,時折あらためて見詰め直すように留意をしている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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