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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻2号

1990年02月発行

文献概要

検査ファイル

〈機器〉Tissue sectioner

著者: 黒田雅彦1 町並陸生1

所属機関: 1東京大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.170 - P.171

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はじめに
 酵素組織化学における切片作製の最も重要な点は,浸漬反応の際に厚さが40μm以下の切片を用いなければならないことである.一般的に,光顕観察においてはクリオスタットを作っての凍結切片で十分であるが,電顕レベルでの観察では,組織の微細構造を保持するうえで未凍結切片を作製しなければならない.現在,未凍結切片を作製するに当たってTissue sectioner,Vibratome,Microslicerなどを用いているが,本稿はその中でもTissue sectionerについて,その意義と機器を簡単に概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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