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生理検査…患者への対応のコツ—高齢者への対応(3)
著者: 澤﨑憲夫1
所属機関: 1阪大病院中検
ページ範囲:P.234 - P.234
文献購入ページに移動 今回は高齢の患者さんへの対応について述べます.
高齢者の場合,生理検査でいちばん気をつかわなければならないのは,やはり身体に負荷のかかる検査です.ベッドに寝て検査をする超音波や脳波検査などはほとんど問題がありませんが,肺機能や負荷心電図検査では,注意しながら危険のない程度で最大限に患者さんに努力してもらわなければなりません.そこで,無理をしないで個々の患者さんが最大限まで努力しているかどうかを見極める眼を養わなければなりません.また種々な病気を持っているために,ある患者さんでは,検査前にそれを把握して検査を進めなければ,危険域まで負荷してしまうことになりかねません.
高齢者の場合,生理検査でいちばん気をつかわなければならないのは,やはり身体に負荷のかかる検査です.ベッドに寝て検査をする超音波や脳波検査などはほとんど問題がありませんが,肺機能や負荷心電図検査では,注意しながら危険のない程度で最大限に患者さんに努力してもらわなければなりません.そこで,無理をしないで個々の患者さんが最大限まで努力しているかどうかを見極める眼を養わなければなりません.また種々な病気を持っているために,ある患者さんでは,検査前にそれを把握して検査を進めなければ,危険域まで負荷してしまうことになりかねません.
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