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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻4号

1990年04月発行

文献概要

技術講座 生理

脳波モンタージュの使いかた

著者: 一條貞雄1

所属機関: 1JR東京総合病院精神神経科

ページ範囲:P.353 - P.358

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サマリー
 脳波1素子を記録するということは,2か所の電位差を記録することになるが,その際,ある部位の脳波を耳朶などに基準電極を置いて記録する方法が基準電極導出法のように呼ばれ,また部位間の電位差を前後あるいは左右に連続して導出する方法が双極導出法と呼ばれる.そして,これら基準電極導出法や双極導出法などの組み合わせを脳波モンタージュという.このモンタージュは,頭部各部位の脳波全体が同時記録できるのが理想であるが,電極部位が約20か所であるのに対して,脳波計の素子数はふつう12〜16素子程度なので,何種類かのモンタージュを合わせて使うことになり,どのような種類のモンタージュを選択するかが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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