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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻5号

1990年05月発行

文献概要

技術講座 血清

抗リンパ球抗体の検査法

著者: 小林信昌1

所属機関: 1東海大学病院輸血センター

ページ範囲:P.443 - P.448

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サマリー
 抗リンパ球抗体は,臨床的に同種抗体と自己抗体に大別される.日常よく検出される同種抗体は,血小板輸血患者や妊婦血清にみられる抗HLA抗体であり,ある特定の抗原に反応する場合が多い.自己抗体は自己免疫疾患患者の活動期に検出され,複数の抗原に対して広範囲に反応する場合が多い.これらの抗体を区別せずに検出できる方法として,リンパ球細胞毒試験や間接蛍光抗体法がある.この二法は抗リンパ球抗体検査の基本技術として重要であり,以前から他誌にも多く掲載されすでに行われている方法であるが,さらに日常検査で実施が可能なように紹介した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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