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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻5号

1990年05月発行

文献概要

技術講座 生理

頸動脈波と頸静脈波

著者: 谷川直1

所属機関: 1日本大学板橋病院循環機能検査室

ページ範囲:P.455 - P.459

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サマリー
 頸動脈波,頸静脈波などの脈波は記録が容易であり,装置の手軽さなどから臨床的には十分に有用である.本稿では,この二つの脈波の記録法,波形の解釈と臨床的意義について述べる.頸動脈波は左心系の情報を表しており,大動脈弁狭窄症,特発性大動脈弁下狭窄症,心機能障害などの変化がわかり,また頸静脈波は右心系の変化についての把握が可能で,右房圧の上昇,右室の拡張期充満の状態の推測が可能である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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