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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻5号

1990年05月発行

文献概要

マスターしよう検査技術

見やすいスライドの作製法

著者: 古谷津純一1

所属機関: 1順天堂大学医学部附属順天堂浦安病院検査科

ページ範囲:P.469 - P.476

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はじめに
 学会をはじめ研究会,勉強会などにおいては種々の伝達方法があり,これらを一般にプレゼンテーションという.プレゼンテーションには,スライドを用いる口演やポスターを用いる示説などがあるが,いずれの場合も相手に理解してもらうためには,その表現方法に工夫が必要である.本稿では口演のための見やすいスライドの作りかたを中心に解説する.
 学会などで発表しようとする仕事がすばらしい内容をもっていても,発表手段であるスライドが見にくいと理解しづらくなり,その結果として印象が薄くなってしまうことがある.同じ内容の仕事でも,使用するスライドの作りかたしだいで説得力が違ってくる.よい仕事をした以上,これを理解してもらうのが次の目的である.スライドを用いた口演とは,スピーチを聞かなくてもスライドを見ただけで理解できるのが望ましく,いわば“紙芝居”であると考えたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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