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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻6号

1990年05月発行

文献概要

増刊号 血液・尿以外の体液検査法 6 胃液

C.生化学検査

著者: 森賀本幸1

所属機関: 1京都大学医学部第一内科

ページ範囲:P.603 - P.608

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はじめに
 胃液検査法によって得られた胃液分泌機能は,①胃粘膜組織像と対比する,②消化管ホルモンの血中動態との関連をみる,③胃疾患の臨床経過における変動をみる,また④消化性潰瘍治療剤の有効性の根拠を求める,など詳細な胃の生理や病態の追究の手段となるものとして注目されている1,2).現在,日本消化器病学会胃液測定法検討委員会の討議を経て標準化された胃液検査法が,わが国において確立している.その検査法に従って採取した胃液,すなわち基礎分泌と刺激分泌について検査が行われている1〜3)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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