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文献詳細

雑誌文献

検査と技術18巻6号

1990年05月発行

文献概要

増刊号 血液・尿以外の体液検査法 7 十二指腸液

B.一般検査

著者: 奥野優1

所属機関: 1大阪大学医学部第二内科

ページ範囲:P.615 - P.615

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はじめに
 十二指腸液を十二指腸内腔に存在する液とすると,大部分は膵液,胆汁であるが,そのほかに十二指腸粘膜からの分泌液,幽門輪から流れ込んでくる胃液が混入している.それらを分離することは実際上不可能であり,実地臨床では,十二指腸ゾンデ法により主として胆汁から成る十二指腸液を,セクレチンテストなどにより主として膵液から成る十二指腸液を,それぞれ採取し分析を行っている.胆汁,膵液についてはそれぞれの項で解説があるので,ここでは十二指腸粘膜からの固有分泌液について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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